子供も大人と同じで、どこから風邪の症状が出るかわかりません。
- 鼻水だけでている
- 咳をしている
- 嘔吐がひどい
- 下痢が続いている
- 色々な風邪の症状がでている
これらの症状が見られると、心配になります。
ちょっとくらいであれば、大丈夫なのか、病院に連れて行くか、判断も難しいところですね。
パパとママで意見が食い違うこともあるでしょう。
パパ「咳をしているから病院に連れて行ったら?」
ママ「熱もないし、ちょっとした咳だから様子を見てみようと思うんだけど」
風邪の初期症状が見られる場合は、観察をしっかりして下さい。
ご飯は食べているか。
いつも通り遊んでいるか。
水分は取れているか。
睡眠は取れているか。
汗をかいていないか。
熱は変化ないか。
観察して、いつもと様子が違う上に、「咳、鼻水、嘔吐、下痢」の症状がある、又はひどくなっているなら診察をおすすめします。
そして、それらの症状が「ワルモノ」ことではないことと理解しておいて下さい。
なぜ咳、鼻水、嘔吐、下痢の症状がでるの?
発熱がウイルスや細菌から身を守る防衛反応であるように
参考記事
咳や鼻水、嘔吐や下痢などの症状も、それらを体の外に出そうとする防衛反応です。
それなの症状がワルモノではありません。悪いのはウイルスや細菌なのです。
適切な対処方法とは?
体に入ってきたウイルスを追い出すべく、咳や鼻水、嘔吐、下痢の症状がでると考えると、沢山そのような症状が出た方がよいと考えてしまうかもしれませんが、そのせいで体力を消耗してしまうことがあります。
また、食事や睡眠を妨げることもあります。
体力がないと、ウイルスや細菌と戦いが長引いてしまうことも。
そんな時は、解熱剤で熱を下げたり、部屋を加湿して咳を抑えたり、鼻水を吸い取って呼吸を楽にしたり、しばらく飲食を控えて吐くのを避けるといったケアが大切です。
そして、安静にすること。これがとても大切です。
実は薬は風邪を治している訳ではないのです。
参考記事
もちろん、ママ一人で対応する事は大変です。パパに手伝ってもらう事はもちろんですが、小児科や耳鼻科の先生と相談して、適切なケアを心がけましょう。
まとめ
風邪の症状である、「咳、鼻水、嘔吐、下痢」は悪いものではない。
ウイルスや細菌を外に出す防衛反応である。
各症状の適切な判断は難しいので、しっかり観察をして先生に相談をして、適切なケアを取り、安静にすること。