風邪の症状がでたら、早く治ってほしいのもですが、大抵はたどる道があります。
その流れを認識しておく事で、心配しずぎることもなく、適切なケアをしてあげる事ができます。
子どもも、大人も風邪の流れはほとんど同じ。
一般的な風邪がたどる道を確認しておきましょう。
風邪の症状とたどる道を理解して心にゆとりを
1、ウイルスの侵入
口や鼻からウイルスが入ってきます。
まだまだ子どもは元気です。
ウイルスが入ってきたなんて、もちろん感じません。
2、ウイルスが体内で増殖する
まだまだ子どもは元気です。
ウイルスの増殖なんてもちろん感じません。
3、初期症状がでる
なんとなく、体の異変に気づきはじめます。
頭がボーっとする
喉がイガイガする
咳がでる
吐き気がする
下痢がでる
熱っぽい
この頃には体内でウイルスに対して攻撃が活発になってきます。
攻撃が活発になると体温が上がってきます。
4、悪寒
気温がそんなに低くなくても、それ以上に寒気がします。
悪寒がする場合は、温めてあげましょう。
5、体温上昇、しんどさがピークに
体温が上がりきり、しんどさもピークに。
4とは異なり、今度は水枕などで冷やしてあげましょう。
食欲もなくなってきますが、しっかりと水分はとりましょう。
6、解熱
5から2−3日で熱も下がり、日常生活に戻ることができます。
子どもは、5の体温上昇としんどさがピークになっても、早く熱が下がるケースもあります。
でも、また数時間後には熱が出ることも。
この状況で、ママは「熱が引いて治ったのに、短時間でまた熱!?余程の病気では!」
と考えてしまいますが、
解熱まで2−3日かかるので、その間は熱の変動はあると考えておきましょう。
まとめ
子どもが風邪を引いても、その経過を理解し、その時に応じた適切な対応をしましょう。
風邪をひいて、熱がでたら2−3日は続くものと考えておきましょう。
食欲がなくても水分はしっかり取るようにしましょう。