幼児期の子育てで最も大変なのは、間違いなく2歳前後のイヤイヤ期ではないでしょうか。
僕も自分の子どもが生まれるまでは小さい子供と接する機会がなかったので、イヤイヤ期がこんなに激しく、かつ大変なものだとは思いもしませんでした。
話しには聞いていましたが、小さい子がイヤイヤしたところで、カワイイもんでしょ。なんて考えていましたが、大きな間違いです。
うちの子は1歳10ヶ月頃がイヤイヤのピークで何をするにしてもイヤイヤです。
- オムツは替えない
- パジャマは着ない
- お風呂に入らない
- ご飯は食べたいものしか食べない
- チャイルドシートに乗らない
無理矢理させようとすると、泣きじゃくって30分以上は何をしても機嫌が直らず、、、ご機嫌を取ることで精一杯(汗)
今回は、そんな大変なイヤイヤ期を上手に乗り切るコツについてご紹介します。
時間的余裕を持つ
子供がイヤイヤしていても、時間に余裕がないときは、ある程度我慢ができます(うるさい泣き声に耐えないといけませんが)。
ぐずられて大変だというのは、例えば朝出かける前とか、夕方公園などの出先から家に帰る時など、「時間に余裕がないとき」が多いはずですよね。
そこで、朝は出来るだけ早起きする、出先ではなるべく時間に余裕を持ったスケジュールを組むなど、できる限り時間に余裕を持たせるようにしましょう。
例えば朝早起きすることでご飯を食べたり着替えたりする時間があるので、多少ぐずられても遅刻するー!とバタバタすることは少なくなりますよね。
出かける時は何十分も早めにでるようにしました。待ち合わせに遅刻するよりは、絶対に早くついた方が良いですからね。
家事はとにかく手抜き
子供がイヤイヤ期だと、それだけでもストレスが溜まってしまうもの。子供の対応だけでもイッパイイッパイなのに、家事まで完璧にしようというのは無理な話です。
特に完璧主義な人だと、子育ても家事も中途半端…という気がして自分が許せなくなってしまったりするものです。
ということで、この時期はとにかく家事は手抜きでもいいのではないでしょうか。
この頃は、レトルトやらスーパーの惣菜などが食卓に並んでいました(笑)。
また、掃除もかなり手を抜いていたなと思います。
でも、そうやって家事を手抜きして子どもに向き合ってあげることで、子どものイヤイヤも少し落ち着きますよ。
また、家事をしなきゃー!と焦ったりイライラしないことで、子供に笑顔で接してあげられるようになります。
イヤイヤ期に家事をしっかりする事が大変ということを旦那も理解しなければなりません。
子どもに選択肢をゆだねる
「これしなさい」「あれしなさい」と言ってしまうと子どもの選択肢は2つ。YesかNoです。イヤイヤ期はNoを選択されてしまいます。
Yes言わせるために理屈を並べて説得しても、イヤイヤ期の子ども達にとってはNoの一点張りです。
そこで、子どもに決めさせるのも一つの手段です。
靴を履くのを拒否するのであれば、2つ、3つと準備してあげて選択権を子どもに与えてみて下さい。
Yes、Noの答えではなく、自分で履く靴を選択できるのでスムーズに履かせることができます。
参考記事
子どもにトライさせてみる
親がパジャマを着せようとしてイヤイヤがでるのであれば、子どもにトライさせてみて下さい。
こちらの言っている事が理解し始めてきた子どもには有効的です。
「〇〇ちゃん、自分でパジャマ着れるかなー?」など。
なんでも自分でやってみたい年頃であれば、親が無理にするよりも子どもにやらせる方がイヤイヤが少ない印象です。
但し、年齢によっては、いつまでもパジャマを着れないでしょう。そんな時は、
「お手伝いしてもいい?」
「一緒にパジャマ着てみようか?」
と聞いてあげましょう。
無理に手伝ったりすると、「自分でやりたかったのにー(怒)」とグズりだす可能性もありますので。
ビデオに撮ってみる
これは妻が試してみた方法ですが…子どもがぐずって泣きだしたらビデオに撮って見て下さい。そうすると、「カメラ越しに見る」ということで、少し距離を置いてというか落ち着いて見ることができます。
もしくはその時はイライラしていても仕方ないですが、後日改めて見返すときには少し冷静になれます。
しかも、何年かしたらこの動画は「あー、こんな時期もあったなぁ…」と、懐かしく思えます。記念というか思い出になるので、おすすめですよ。
イヤイヤ期の対策まとめ
その他にも、お菓子を使ったり、「鬼さんが来るよ!」など脅しをつかったりと方法はあります。
子どもにとってどれが有効的であるかも、その時の状況や子どもの成長によっても異なります。完璧な答えが無いのですが、一番はやはり時間と心にゆとりを持って、子どもと接してあげることでしょう。
よく妻から、「イヤイヤでゆうことを聞きません!」と仕事中にLINEで動画が送られてきました。何か解決策を求められるのですが、メールで簡単に解決できるのもではありません(汗)
イクメンとして家にいる時は、家事育児を手伝って可能な限り時間と心のゆとりが持てるように協力しましょう。